Islay島/Isle Of Islay | |
南Hebrides(Islay, Jura, Colonsay, Gighaおよびその周辺の島)の内最大の島。Scotlandの島としては全体的にはなだらかな所が多く見られました。山は島の南東部に集中していて最高峰は491mのBeinn
Bhrigier。西の海岸は大西洋に面しているため白い砂浜が多く見られました。蒸留所だけでなく自然も一見の価値があります。 別名”Lordship of Isles(島々の君主)”と呼ばれかつては氏族のDonaldが収めていた頃の首府だったとか。ゲール語も残っていて、今その復興運動も盛んなようです。ここのゲール語はOuter HebridesやSkye島などの北の方のゲール語と違っています。Irelandから渡ってきて更に北に進んだ人達と異なるものになったのでしょう。私のこのホームページの名前は”taigh”としていますが、この島では”tigh”となるわけです。(この地の出身の人が私の名刺を見て”a”を落とせ、と言っていましたが今更無理な話です。) |
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交通 | |
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主要な町/村
5泊の滞在中、結構あちこちの村に足をつけてきたのでまとめてご紹介します。 | |
Bowmore | |
Islay島で中心となる町です。スーパーや銀行、高校もありました。海岸沿いや海の眺めが良い高台には家が並んでいます。でも、そこをちょっと外れるともう牧草地。まあ、いくら中心地とは行ってもScotlandの島ですから。 島に西側の大きく入り組んだLoch Indaalの南海岸に沿いにあります。入江の向かいはBruichladdichという村が見えます。直線距離は5kmくらいですが、入江をぐるりと回らなければいけないのでちょっとやそっとでは到達できません。海岸は砂浜が少ない様に思われました。ちょっと外れた所にビューポイントがあって着いた日の夕方フラフラと歩いていきました。ちゃんとベンチも用意されていました。 下の写真は埠頭から見た海岸沿いの家並みです。 |
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Port Ellen | |
私のもう一つの宿泊地です。1泊だけでしたが。ここに着いた時はひどい雨。宿はお家の1室を使わせてくれるのでシャワーや食事は家主さんも使う所。泊まった部屋も普段使うこともあるそうですが、白でまとめてあって使うのに気を遣いました。とっても親切な方で、投宿した後(朝でも入れてくれた)近場を歩き回ると言ったらお茶は良いか?果物は要らないか?と色々と聞いてくれました。こちらは歩き回る用意をしていたので早く出たいな・・・と思ったくらいだったのですが。気持ちはとってもありがたかったのです。 さて、この村にはツーリスト・インフォメーションがあると・・・表通りにあると聞いたので向かったのに言われた所を通り過ぎた様でした。引き返すと、1室の小さなオフィスでした。窓に色々貼ってあってそこだとは気付かなかったのです。そして、この村にはなんとインターネット・カフェまでありました。行っていないのですが、ここでどれだけの需要があるのか?と心配しました。時間があったら覗いても良かったのですが。他にコンビニや小さなスーパーもあったり、クラフトセンターなどもあるのでフェリーが着く所としては十分ではないかと思います。 下の写真はフェリー乗り場の対岸に当たる所から見た海岸通りの家並みです。 |
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Port Charlotte | |
Loch Indaalの入り口西海岸にある村です。Bowmoreから約18km(直線距離は6kmなのに)。名前が可愛いと思いますが、その名の通り白壁で統一された素敵な所でした。島内の西の交通の要所でもあるようです。 ここへはBowmoreでチャリを借りて真っ先に駆けつけました。Museum of Islay Lifeという展示館を訪ねるためでしたが、その向かいにあるレストランで休憩も取り割にゆっくりできました。フェリーの乗り継ぎが上手くできていればここに泊まるのも良いな・・・と思ってしまいました。他にIslay Natural History Trusという展示館もありましたが、時間が無くなって訪れませんでした。その前は通り過ぎたのですよ。 |
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Portnahaven | |
島のほぼ西端なる村です。Port Charlotteから約12km。港にもなっている小さな入江に向かい合わせる様に家が建っています。南西にはOrsayとEileann
Mhic Coinnichという小島があり大西洋の荒波を防いでくれています。Orsayには灯台が建っています。 Port Charlotteの後にチャリで向かいました。行きは向かい風でなかなか進まず距離感が分からなくなってしまい、行けども行けどもそれらしき所が現れないので焦ってしまいました。この村で2人の女性が私の姿を見て”今日は風が強いね?”と声をかけてきました。それほど強かったのです。帰りは追い風でビュンビュン飛ばしていました。ここへ行ったのは単に島の端を見たかっただけなのです。 |
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Port Askaig | |
フェリー乗り場があるもう一つの村です。本土のKennacraigからだけでなくお向かいのJura島や北のColonsay島とのフェリーもここに着きます。島の東側は山が海岸まで迫っていてこの村もその海岸縁にへばりつく様に家が建っていました。港のすぐ側にはLife
Boat Stationの立派な建物もありました。 ここは島への第一歩を踏み出した所です。更に、日帰りでJura島に渡った時に帰りにホテルのレストランでお昼を取ったのです。そのレストランの女主人の方は話しかけてきてIslay島のことを色々教えてくれました。最後には昔のPort Askaigの絵(モチ印刷物ですが)と今の村の絵葉書を下さいました。簡単な食事だったのに恐縮してしまいました。 |
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Bridgend | |
Loch Indaalの奥まった所にある村です。Bowmoreから約5km。Port
Askaigから西へ向かうと左手がBowmoreへ、右手がPort
Charlotteへと分かれる交通の要所になります。西(Loch
Indaalの奥)にはTràigh Cill an Rubhaという干潟が広がっていて水鳥の生息地となっています。近くにはお土産品の購入にはもってこいのIslay
Woollen Millもあります(日曜日は休み)。 チャリとバスで計5回通り過ぎていますが、着いた日の翌日が日曜日ですることもなくブラブラと歩いていきました。と言っても何かある訳でないのでその先まで行ってしまいましたが。帰りは日曜日に1本だけ運行しているバスに乗ろうと時間を確かめて間に合う様にその先の散歩から戻ってきました。バス待ちで休憩した時間が私の滞在時間です。 |
写真が多くなってしまったので分けました。